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マンションリフォーム業者選びのポイント

マンションの特性を配慮した提案をしているのか?

よく見かけるとんでもない内装リフォームなのが、マンション規約に通常のっている防音規定を無視して、フローリングやクッションフロア・タイルカーペットを施工している業者です。
はっきり言って論外です。マンションでは階下への騒音はトラブルの元です。
管理規約を守れないのは共同住宅というマンションの特性を全く理解していません。
また共有部分の廊下やEVに養生をしない業者も多いです。工事をすれば必ずホコリや木屑が飛びます。
共有部分の養生をしても毎日掃除をしなければ、近隣の方に迷惑をかけてしまいます。

リフォーム工事は騒音もあり、埃も出てしまいますから、近隣配慮の出来ない業者はマンションの特性を分かっていないと言えます。

マンションに多い結露によるカビにどのように対応しているか?

この問題に安易な知識で提案する業者が多いのです。

マンションにお住まいの方なら多い悩みだと思いますが、窓がビショビショになるほどの結露、そして結露によるカビの繁殖だと思います。

マンションは気密性が高い分、空気の流れが滞る場所があったり、コンクリのため外気の影響を受けやすく結露が出やすい構造になっています。
結露の出る仕組みは「外気温と内気温の温度差」と「多湿」にあります。
ですから、この悩みを解決するには三つのポイントがあります。

現状のカビを除去し防カビ対策をすること。
外気温と内気温の温度差をなくす断熱工事をすること。
多湿を改善する、湿度を調整する工事や換気性をよくする工事。

この問題点と解決ポイントを理解しないで提案したり、中途半端に理解して安易な提案をする会社が本当に多くいます。しかも安易な提案ですから、工事も安易で料金も安いので簡単に流されるお客様も多いのが現状です。
それで解決するなら良いですが、解決しないでまた結露してカビが出たら何の為のリフォームだったのでしょうか???

結露とカビに対応実例

弊社が実際に経験したケースを紹介します。

結露とカビに悩んでいたお客様からお見積もり依頼を受けました。
お客様は弊社を含めて4社に見積もりを依頼しました。
見積もり依頼内容は、 
築27年 床面積90㎡ 全室天壁床内装・結露とカビを防げるリフォームでした。

A社(大手) B社(ホームセンター) C社(中堅リフォーム店) 弊社サンビック
提案金額
提案内容
A社(大手) 総額280万
・結露対策にはカビの出ている一部の壁面に発泡断熱をして「単板ガラスの二重サッシ」を取り付けることで温度差をなくす事で対応。
・カビ処理提案なし。
・仕上げ材に調湿できるクロスと安価なカラーフロア。
・綺麗な提案書とネームバリューを全面に押し出す提案
B社
(ホームセンター)
総額210万 ・結露対策一切なし。
・張り替えれば大丈夫と提案。
・カビ処理提案なし。
・とにかく安くやりますと提案。 
C社
(中堅リフォーム店)  
総額250万 ・結露対策は、リクシル(INAX)エコカラットという調湿建材を各部屋の一部に貼って調湿。
・温度差の軽減には「単板ガラスの二重サッシ」。
・カビ処理も提案なし。
・普及品クロス・カラーフロア。
・マンションにはできないことが多いとの事。
弊社
サンビック
総額260万 ・結露対策には外壁に面した壁全面に発泡断熱工事と複層ガラスの二重サッシで外気温との温度差を軽減。
・カビ処理には三段階のカビ処理工事でカビを除去。
・調湿には天井壁全面に自然素材珪藻土と床には天然木コルクフロアで室内の湿度を一年中一定に保つ事を提案。
・過去の事例に同じマンションの同じ間取りのところでの実績を提示して、
そのお宅も見学していただいた。
・まず、B社は論外です。とにかくリフォーム業に進出したので実績がほしいらしく、安くやるからお願いしますという内容だけで、プロとしてお客様の立場に立った提案は一切ない。知識も経験もない担当者なのが露呈していました。

・続いて、大手A社の提案は断熱工事を提案したのはとても適切だと思われますが、単板の二重サッシではこのお客様のマンションでは効果が低く、また調湿クロスは実際には効果がかなり薄いので、金額の割に効果が低い工事になってしまいます。大手だけあって知識や経験からくる提案だと思いますが、やはり一つ一つの金額が高いので、競合になっている安価な商品を多く入れていました。またネームバリューはあるので信頼されているようでした。

・次に、中堅リフォームのC社の提案ですが、一応は温度差軽減に単板二重サッシ、調湿にエコカラットを提案していますが、安易としか言い様がありません。
いずれもカタログ等で「断熱」・「調湿」という建材を安易に提案しただけで、その効果は未知数です。
それは、6畳の洋室で考えるとエコカラットは室内の一部 の壁に2~3㎡分しか貼れないので、エコカラット本体の調湿効果はあっても室内の天壁面積35~38㎡あるうちの10分の1以下の面積では室内全体の調湿 をするには無理があります。
ではもっと全面にエコカラットを貼ればいいかと言うと、とんでもない高額になりますし、まず天井に貼れないので無理があります。
またこの業者の担当者はエコカラットを貼れば壁の厚み分が断熱になると言っていたそうですが、一切そんな効果はありません。
弊社サンビックの提案は、そのマンションで同じ悩みのお客様が多かった為、実際になんども同じ内容で工事をして高い効果を出している実績もありました。
日照の当たり方から外気温の影響で受ける構造上の問題も考慮して断熱材を使う事と、内装材に調湿効果の高くカビに強い珪藻土を提案しました。 また空気の流れが良くなる間取りに変更することで風通しの良い空間にすることも提案しました。

また床にも調湿効果のある天然木かコルクフロアの両方を提案しました。さらに二重サッシも日照を考慮するとかなり外気が低い状態が続くので複層ガラスが適切だと提案しました。

そして、A社B社C社の良い点、悪い点も正直にお話し、弊社の提案のメリット・デメリットもお話してご判断いただきました。

結果、このお客様はどの会社を選んだと思いますか?
「何の提案も出来ない安さだけ」のB社を選んだのです。

きっと4社から お話を聞いてわけが分からなくなって、結露対策の為にリフォームという原点を忘れてしまい、安さと勢いに流されてしまったのかと思います。

残念な事に、そのリフォームから2年も経たないうちにまた結露を抑えられずカビが繁殖してしまったそうです。

業者選びは一番難しいと思います。だからこそお客様自身が何を基準に選ぶのか?何の為にリフォームするのかという原点を忘れたら、良い業者を選ぶのは難しいのではと思います。